マンシュウ舟券術 パート1

ポートレースファンならば誰しもが夢見るマンシュウ的中。今その夢舟券への近道を探すべく、過去1年間、5万レース以上のデータを徹底検証!
マンシュウが出やすい条件を、さまざまな角度から分析。マンシュウ的中の最低条件は、マンシュウ決着のレースを買うこと!
荒れるレース、マンシュウが出やすいレースを知っておくことで、いつの日か特大ホームランが打てるはず!

レッスン1 三連単マンシュウを徹底検証!ビッグ配当を目指せ!

現在のマンシュウ出現率が17・9%なのに対して、10年前は21%が三連単マンシュウで決着していたことがわかる。
マンシュウ出現率は年を追うごとに減少していて、マンシュウを願う穴党にとって、現在はかなり厳しい戦いとなっていることがわかる。
その原因として推察されるのは、枠なりの全盛やシード番組の増加。①アタマに人気が集中し、実際、①アタマの三連単が頻出する現在は、かなりマンシュウが期待しづらい状況なのだ。それゆえに、マンシュウ狙いの舟券作戦は、よりシビアに対象レースを絞る必要がある。どういったレースが荒れるのか?どういった状況でマンシュウが出やすいのか?それを知らずして闇雲にマンシュウ狙いをしていては、あっという間に資金が底をつくだろう。
とはいえ、穴党にとっての朗報もある。これは過去1年間に出現した、三連単の高額配当ベスト10。三国の65万円を筆頭に、30万円を超える大型配当が並んでいる。これもまた、枠なり全盛やシード番組の増加によって、①アタマに人気がかぶることで顕著になってきた傾向。①絡みのオッズが低い分、①が絡まない3連単は、3~10万の特大マンシュウとなる場合も多い。100円勝負でも充分に熱くなれるし、数千円(時には数百円)の投資でオビ抜き狙いも可能。さすがに狙いづらい舟券が多いが、こと「荒れるレース」ということが確信できていれば、薄目を手広く流すことで、引っ掛かる可能性も上がるはずだ。
マンシュウ狙いの鉄則は、荒れるレースで勝負すること!マンシュウ決着が確信できれば、100点買いでも収支はプラスになる。

レッスン2 レース場別に見る三連単マンシュウの出現率

つぎはさまざまな条件を通して、三連単マンシュウ決着の可能性が高いレースを探していく。まずはレース場ごとの三連単マンシュウ出
現率だ。
各レース場ごとの三連単マンシュウ出現率をまとめてみふと、単純に三連単マンシュウの出現率では、再開間もない鳴門がトップ。鳴門は休止以前、「となると鳴門」のCMでマンシュウ出現率トップをアピールしていたが、再開後にもこの傾向は変わっていない。マンシュウを狙うなら、まずは鳴門がセオリーだ。ほかでは戸田、平和島、宮島が20%以上のマンシュウ出現率。びわこや丸も20%弱だ。戸田、平和島、びわこは、インの弱い穴党天国。平均配当も高めで、穴党は積極的に参戦したい。もっとも、手広く押さえる穴党が多い分、マンシュウ出現時の平均配当はさほどでもない。
意外なのは福岡のマンシュウ出現率の低さ。インの弱い水面だが、オッズが適度にバラけてマンシュウとなる場合が少ないのかもしれない。
逆にいえば、福岡はマンシュウクラスの大穴狙いよりも、コンスタントに中穴を狙うような戦い方が適しているのだろう。